おかきに使用しているもち米は、兵庫県但東町の契約農家で作っています。
雄大な自然に恵まれた農地は何もせずとも米づくりに適していましたが、「よりおいしいもち米を育てたい」という思いから、田んぼに活性炭を埋め込みました。
毎日愛情をたっぷりかけて育てた稲はすくすくと育ち、秋には大粒のもち米をたわわに実らせます。
収穫したもち米は鮮度を保つために玄米のまま保存し、おかきづくりに必要な分だけその都度精米しています。
もち米のおいしさを損なわないように、精米した米を洗う時も浸水する時もすべてマイナスイオン水を使っています。
職人たちの飲料用にもなっているおいしい水にじっくり浸けてから蒸したもち米はふっくらつやっつや!
毎回つまみ食いしたくなるのをグッとこらえながら、杵つきの作業に移ります。
どんなに優れた機械があっても、おかきづくりには技が必要です。
季節や気候の変動によって、もち米の扱い方や火加減を変えなければおいしいおかきには仕上がりません。
何年も経験を重ねて熟練の技を身につけた職人が、その日その時に最適な微調整を行いながら、一年を通しておいしいおかきをつくり続けています。
焼き色や味付けにも常に目を光らせて、本当に納得したものだけを選び抜いています。
どんな食べ物でもおいしさの決め手となるのは“技と心”だと思います。
いつ食べてもぶれのないおいしいおかきをお届けするために、先代たちが100年以上もの長い年月をかけて培ってきた技を私たちがしっかりと受け継ぎ、真心を込めてお作りしています。
そしてこれは当たり前なのですが、私たちはおかき屋だけにみんなおかきが大好物です。そんなおかき好きたちがじっくり見極めながら丁寧に焼き上げたおかきを、どうぞお楽しみください。
自社のおかきづくりに使用している原料はすべてJAS有機の認定を受けたものです。
原料調達から出荷までの品質管理を徹底するためにHACCPの承認を受けています。